こんにちは。
Officeに3Dモデルを挿入したのに表示されない場合の原因をご紹介します。
今回は、PowerPoint、Excel、Wordにそれぞれ3Dモデルを挿入してみました。
挿入方法は画像のように
ホームタブから挿入、3Dモデル、このデバイスからファイルを選択します。
挿入できる形式は、画像のとおり。
今回は、Civilで作成した立方体を StereoLithography形式(stl)で書き出したものを使用。

成功すると↓↓のようにぐるぐると回転できます。

上手くいかないと下のように回転マークだけが表示され、回転してもなにも出てこない。

結論からいうと、モデルの座標がX,Y,Z(0,0,0)付近から離れたデータだと表示されない場合がある。
成功したデータと失敗したデータを確認してみましょう。
成功したデータ


失敗したデータ


↑の画像のように、立方体の座標がX,Y,Z(0,0,0)から離れていると、表示されなかったりすごく小さく表示されてしまう等の現象がおこることも。
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PowerPoint:回転マークのみ表示され、データ自体を確認できない。
Word:挿入直後は立方体を確認できないが、データを示す四角をかなり拡大して回転してみると、米粒くらいの立方体は確認できた。
Excel:モデルの座標がX,Y,Z(0,0,0)から離れている場合でも表示・回転できたので、ソフトによって得意不得意があるのかもしれません。
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Officeに3Dモデルを挿入する場合は、
- 座標をX,Y,Z(0,0,0)付近にしてモデルを書き出しておく。
- 複数のモデルが配置されたデータより単体のモデルデータの方が大きく表示されて見やすいかも?
- 回転はできるがズームは出来ない。拡大縮小で調整する。
いかがでしたか?
今回は、3DモデルをOfficeに挿入して表示されない場合に考えられる理由を解説してみました。
皆さんもぜひ試してみてください!
↓BlenderからFBXで書き出したスザンヌ(おサルさん)をパワーポイントに挿入した様子
